どうやってクラブ全体をダンスの渦に引き込んだか

昨夜、友達のDaveと、とある寂れたクラブに出掛けました。11時半になっても、クラブは(いつも通り)半分程しか人が入らず、ダンスフロアは閑散としていました。誰もスポットライトの中には入ろうとしないんです。文字通り、光の届かない壁際には、主に男性ばかりでしたが、人垣が出来ていました。

音楽はいい感じだったし、いいDJなのですが・・・。

そこで私は考えてみました。男性の多くは、よくある理由-ゲイだと思われるんじゃないかとか、ダンスが下手だと思われたくない-でフロアに出ていないことが明らかでした。私は、女の子たちにもアプローチしてみました。彼女たちは、薄暗いところで体を揺らしたり、音楽に乗って小さくダンスしているので、ダンスをしたい気持ちはあるのですが、やはり同じ理由で、みんなの注目を集めるのが嫌なのです。つまり、もしフロアに出て踊った場合、全員の注目を一身に浴びることになるんです。

何人かは、もっとお酒の力を借りることが必要だと言ったけれど、ほとんどの人は、もっとたくさんの人がフロアに出たら、自分も・・・という考えでした。専門用語で言えば、これはデッドロックの状態-みんな、誰かが先に動いてくれるのを待っているということです。

0時を回る前に、もっと人数が増えて、テンションが上がってきました。ある女の子のグループに話しかけたときに、彼女たちが、冗談っぽく、「あなたたちが最初にフロアに出て踊ったらどう?」と言われました。いつもならば、私もDaveも、そんな言葉に乗せられたりはしないのですが、このときは、その状況を打破するのに、一番説得力がある言葉でした。

人々の注目の中、私達はダンスフロアに進み出て、踊り始めました。そして、私は、Daveに、「おい、今、このクラブはつまらないじゃん?でも、楽しみたいし、盛り上げようぜ。振り付けを考えるから、二人でやろうぜ。」と声をかけました。

そうこなくちゃ!started 私達は、即興で作った簡単なヒップホップの動きを練習し始めました。私達二人は、まるで、ティーンエージャーが好んで見る映画から抜け出て来たみたいでした。

何人かの男性が、私達を利用しようとして、私達の真似をして踊り始めましたが、私達は楽しくてそれを気にするどころではありませんでした。Daveと私は、ただ真似をして踊っている男性がつまらなく見えるくらいに、Fatboy Slimの Praise You video に出てくる、クレイジーなダンサーみたいに踊りました。彼と一緒にいた女の子たちは、私達のダンスに惚れ込んで、私達と一緒に、新しいダンスの動きを練習し始めるほどでした。

知らないうちに、勇気のある女の子たちが次々とダンスに加わり、気がつけば、防波堤が崩れるようにして、ダンスフロアは人でいっぱいになっていました。

男性の中には、クラブでそんな風に、道化師のように振る舞うものじゃないという人もいたけれど、誰がそんなことを気にする?私は、ダンスをすることが心から好きなだけです。時には、くつろいだ気分で楽しむこともあります。

盛り上げなくてもいいんです。両足を使って、快適で、純粋に楽しめるようになることから始めましょう。